渋谷ハロウィンを中止すべきとの批判は当前だし恥ずかしい案件やで…
毎年のことですが夏が終わったと思ったら、すっかり世間はハロウィン一色になっていきますよね。
全国各地で仮装と称したコスプレに身を包んだ人々が溢れます。
好きなキャラクターや或いは郵便ポストや車などの物のコスプレも最近は流行ってますね。
そのコスプレを見るのがハロウィンの1つの楽しみという方も多いと思います。
毎年の恒例イベントで話題になるハロウィンですが、特に都心部ではその規模が大きく、且つ盛大なイベントになる傾向が強い。
特に渋谷は、街を丸ごと巻き込むような人の多さで毎年お祭り騒ぎです。
しかし、その一方で「中止すべき」との批判も相次いでいるのも事実。
僕も無法地帯と化している今の状態が改善されないのであれば、やらないほうがいいのではないかとも考えています。
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目次
平成最後の2018年の渋谷ハロウィンの惨状
2018年は全てに”平成最後”というある意味最強のコピーが付く為、何かとイベントごとには例年以上の注目が集まるケースが多い。
ただ、だからといって何をしてもいいことには当然ならないんですが…
残念ながら現実は渋谷のハロウィンに関しては「惨状」という他ありません。
渋谷のハロウィンの惨状①:溢れるゴミ
このゴミの量……
渋谷は常日頃から多くの人が行き来する混雑スポットですが、道がゴミで溢れかえっているということは当然ながら普段はない場所。
ただ、ハロウィンの日は違う。
この写真はただの一箇所の惨状でしかない。
渋谷センター街周辺地域の全てがこんな状況です。
せめて…
せめてどんちゃん騒ぎしてゴミを散らかした人たちがちゃんと後片付けをするなら、10,000歩譲ってまだわかる。
当然そんなことはなく。
騒ぐだけ騒いで、ゴミをまき散らかして、ろくに片付けもせずそのまんま。
もちろん、一部の人はゴミを拾ったりする活動をしていた方も中にはいらっしゃると思う。
でも、それにも限界がある。
翌朝の街がこの有り様では、住民からすればたまったもんじゃないのは当たり前です。
「それだけゴミをまき散らかしたいのならゴミ収集所でやれ」って言われても何も文句は言えないぞって。
渋谷のセンター街と言えば数々のお店が並んでいます。
もちろん、その店頭のそれぞれがこんなゴミだらけの状態。
勝手に騒いで巻き散らかしたゴミをなぜお店の人が翌朝から掃除しないといけないのか。
自分のしたことの責任は自分で取る。
こんな当たり前のこともわからないようじゃ温かい目で見守ることなんて到底出来やしないからね。
こんなことをいい歳した大人にまで言わないといけないとか恥ずかしすぎるわ…
渋谷のハロウィンの惨状②:交通マヒ
渋谷といえば、「ハチ公前」や「スクランブル交差点」が観光名所としても広く知られています。
スクランブル交差点では、よく信号が青になったら交差点の中央あたりで外国人観光客の人が写真を撮ってたりしますよね。
余談になりましたが、それは普段の光景。
10月31日の渋谷のスクランブル交差点は、そんな呑気なことを言ってられるような状況じゃありません。
人!人!人!
もういっちょ人!人!人!!
まだまだ人!人!人ォ!!!
それくらいの人の多さです。
もうスクランブル交差点なんて車が通れたもんじゃありません。
↑の画像を見てもらうとわかるかと思います…w
ニュースとかでは、逮捕者だとか器物損壊のトラブルがあったとか、そういう事件性の高い出来事ばかりピックアップされがちですけど。
一応言っておくとこれ、『信号が青の時だけじゃない』んです。
信号が青だろうが赤だろうが黄色だろうが、関係なくこんな状態です・・・w
完全に道路としての役割を果たせない状態。
こう言うと参加者から
「ハロウィンは人で溢れるのなんて毎年のことでわかりきってるんだから、別の道を通ればいいだろ!」
って言うような輩が居そうですが。
まず渋谷のスクランブル交差点が”なぜこれだけ大きな交差点なのか”を考えろと。
そもそも、
『道路はイベントで人々がどんちゃん騒ぎしてゴミをまき散らかしたり、トラック転倒させたりする為に作ってるんとちゃうねんwww』
っていう話です。
道路は、物流などの移動がスムーズに出来るようにすることを目的として作られるもの。
わざわざたくさんの税金を使って大きな交差点を作るのは”必要だから”です。当然のこと過ぎますけど・・・。
税金が出たのでついでに言うと、この騒動のために出動する警察官の方々や、大量のゴミの後片付けの業者の発注などが国民の血税から出されるわけです。
マナーもモラルもない参加者には「”税金の無駄遣いだ!”って二度と口にするなよ」ってみんな思ってるはず。
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渋谷のハロウィンの惨状③:トラックが転倒させられる
次はニュースやワイドショーなどでよく取り上げられた件の画像ですね。
通ろうとした軽トラが、全然スムーズに通過出来ないどころか転倒させられているという嘘みたいな光景。
90度右に回転させたネタ画像か?と一瞬疑いましたが、後ろの背景を見ても正常で唖然とした。
「道を封鎖して迷惑かけてしまってすみませーん!!」
くらい言うならわかる、というかそれが礼儀。
そういうマナーとモラルがあるなら、ここまで批判を浴びることもないはず。
なのに、道を開けて車を通すどころか押し倒して転倒させるって・・・
「何?お前らバイオテロでも受けたんか?」
ってレベル。
幸い運転手の方は危険を察知して脱出したそうで何よりです。
というか、地味にこの運転手の方の判断がすごい。普通テンパってどうしたらいいかわからなくなっても全然おかしくない状況で冷静に脱出する判断が出来る人で良かった。
それが唯一不幸中の幸い・・・
渋谷のハロウィンの惨状④:ラーメン屋の券売機が壊される
他にも『ラーメン店の券売機を壊した』っていうトラブルも2018年はあったようで、ニュースにもなってました。
もしかしたら、たまたま今年はピックアップされただけでこういう被害は毎年のようにあった可能性も勿論あります。
券売機を壊したと聞いて、人混みであたったりした時の揺れや衝撃で壊れちゃったのかと思ったら
『券売機に水を流し込んで壊した』って・・・
渋谷のハロウィンの惨状⑤:数えきれない盗撮・痴漢被害
ではここでもう一度この人混みを見て頂こう。
これだけの人が集まって、まともに歩けないレベルの混雑だと、その混乱に乗じて盗撮や痴漢をする輩が現れそう。
残念ながら、その予想通り大量に現れます。
2018年は実際に逮捕者も出てニュースでも報道されましたが、実際はもっとたくさんいるのは間違いない。
今はニュースだけじゃなく、そういう情報はSNSでいくらでも出てますからね。
参加者は犯罪者集団って思われても、当然としか言いようがない。
参加者に当事者意識がないことが一番の問題。
渋谷ハロウィンの参加者に最も欠けているもの、それは『当事者意識』です。
圧倒的に足りてない。
ゴミを散らかそうが「後日、誰かが片付けてくれる」と思ってる。
トラックを転倒させようが「どうせ自分がやったとは思われない、バレない。」と思ってる。
痴漢や盗撮をしてその場でバレようが「人混みで勝手にカメラが起動した。押されてたまたまあたった。最悪人混みの中に紛れれば逃げられる。」とか思ってる。
世間からは批判されていても「どうせ自分ひとりが良いことをしたところで意味がない」とか思ってる。
どれもこれも浅はかという他ない。
”赤信号皆で渡れば怖くない”じゃないから!
揃いも揃ってお縄だから!
そもそもこの渋谷ハロウィンに関しては、イベントじゃなく騒動って言われる時点でもうお察しって感じです。
自治体も容認はしていないし、むしろ注意喚起をしているというのにこの有り様。
同日には池袋でもハロウィンのイベントがあったようで、そちらは渋谷に比べて健全なイベントだったようです。
家から仮装をして電車に乗り込んで迷惑をかけないように、ちゃんと着替えるスペースも設けられていたし、勝手がわからない初心者の方向けにサイトで丁寧な参加方法やマナーも解説されていました。
筆者は渋谷ハロウィンではなく、別の仕事の用事でハロウィンの渋谷に居たことがありましたが、普段なら駅まで5分くらいで着く場所から30分以上かかりましたからね・・・
もうあれだけの人が集まるってだけで迷惑をしてる人もいるわけです。
それだけ集まって仮装パーティをやりたいなら、ちゃんと会場と定員を各会場で決めて、しっかりルールを決めて。
せめて関係ない人にまで迷惑がかからないような形で催しを企画するべきです。
『やりたいなら、企画してください。』
迷惑をかけるなら会場のお店だけとかそういうレベルにとどめておくべき。
それでも相当レベル低いけどね・・・
会場を押さえる時に断られるなら、そういうレベルだと思われてるってこと。
最低限のマナーとモラルが守れないような人にハロウィンを楽しむ資格はない。
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